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NIPPON QUALITY 2019

出展の結果|ギフトショー秋2019 LIFE×DESIGN

2019年で4回目となるNIPPON QUALITY。2019年は会場が青海展示棟となり、会場内でもひと際来場者が集まったブースとなりました。

会場トップクラスの集客を実現 

NIPPON QUALITY in GIFTSHOW2019| ギフトショー秋2019 LIFE×DESIGN
CLIENT|独立行政法人 中小企業基盤整備機構
EVENT MANAGEMENT|株式会社 JTB
ART DIRECTION & GRAPHIC DESIGN | Sano Minami Design Office
PHOTO | Sawako Nezu

 
独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)による海外販路開拓支援プロジェクト。全国から選抜された32社が参加する合同出展ブースです。毎年秋のギフトショーに参加され、2019年は本プロジェクトの4回目となります。当社は第2回(2017年)からブースデザイン等に参加。第1回目の2016年はブースセミナーのみ担当しています。今回のギフトショーLIFE×DESIGNの会場は東京ビッグサイトから少し離れた青海展示棟にて行われました。会場の変更により来場者減も想定される中、どのように当ブースに来場者を集め、商談件数を確保するかが課題としてありました。
NIPPON QUALITYのような合同出展ブースで集客を実現させる場合、まず「出展者の待機方法」がブース計画上重要となります。2017年・2018年は縦長の小間形状だったため、「中央集中型」のブース形状とし通路中央に待機用のカウンターを設けましたが、今回の2019年の小間形状は横幅もある長方形。その中で32社分の展示台と彼ら出展者の「待機方法」をどのように設定するか、プラン検討に当たってはこのことをまず検討しました。また、2017年・2018年過去2年のNIPPON QUALITYの集客が成功した要因は、待機方法以外に「囲われている感」と「にぎわい感」を演出したことが来場者が切れ目なく立ち寄ってくれるポイントだったと考えており、その点から今回の2019年のブースに関してもブース全体の「囲まれている感」を作ることを考えました。
その結果、出展者それぞれの展示台形状は「L型」とし、「待機時」「接客時」「商談時」の出展者の行動バリエーションを設定、出展者説明会時のブースセミナーでその「使い方」を出展者の方々にお伝えしました。ブース全体の「囲われている感」は、ブースの外周に使用する素材を「オーガンジー(防炎加工)」とし、「どこからでも入れる」が囲われている感は出る、というブース形状としています。
難しいところは、来場者には「囲い込まれている」という印象は与えず、無意識のうちに「滞留時間が延びている」、このように感じさせることが大切で、その点「囲っているけど、実際にはどこからでも出入りできる」という構造は集客上重要な感覚だと感じています。
その他、細部に渡るプラン検討を行い、その上で出展者各社へのセミナー等を行うことによって、今回のギフトショーLIFE×DESIGNの会場内において常に来場者が訪れる会場内の中心的な場所となりました。

ブース正面は完全オープンにして手前にキャッチ用の展示台を設置

周囲よりも比較して高さを出し存在感を高める

両サイドはオーガンジーで「壁」を作って柔らかく仕切る

内部は単調にせず展示台の向きを工夫し回遊性をつくる

MODEL|NIPPON QUALITY2019

MODEL|NIPPON QUALITY2019