VISIONS

ビジョンと育成方針

Ⅲ/スーパーペンギンの将来

スーパーペンギンは幸いなことに多くの展示会出展社さんに選んでいただき、会社としては大きな発展の途上にあります。そして、業界の中でも気にかけていただいている方、企業が多くあります。今応募を考えている皆さんの中には、ペンギンで働くことを考える上で、当社がこの先どのようになっていくのか、気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、当社が今どのような状況で今後をどのように考えているのかをお伝えいたします。このままの通りに行くかどうかは、今後の状況次第ではありますが、常に良い方向に向かって進化をし続ける、という点には変わりはありません。また、当社だけが進化していくのではなく、業界全体のことも常に考えています。社会的に認知度の低い業界だからこそ、業界全体で発展していくことは、結果的に当社自身にもよい影響を与えるでしょう。業界の中では小規模な会社ではありますが、だからこそできることを当社なりにやっていこうと考えています。


 1. 今後の事業計画

では、次に、当社が今後どのように発展していくかをお伝えしましょう。企業は、今後存続していくためには、常に「成長」を考えていかなければいけません。社会が常に変化していく以上、同業他社が様々に変化していく以上、「成長と変化」は経営戦略上常に考えなければいけない事項であり、「現状維持」は衰退を意味します。
当社はこれまで、展示会出展社を必ず成功に導くこと、「成功をデザインする」という指標の下、展示会出展に成功したい、という出展社様のサポートを行ってきました。ブースの規模・企業規模は関係なく、全国の出展社の方を対象として、「絶対に展示会出展に成功したい」というお客様であれば、1小間という小さなブースから数十小間という大規模なブースまで対応してきました。最近では全国の自治体様からの依頼も多く、石川県をはじめ多くの自治体集合ブースにも対応しています。社会的、業界的に、スーパーペンギンは数十名規模の会社、と思われる方が多いのですが、実際には10名にも満たない小さな会社です。このような小規模の会社が今後どのようにしていくか、その舵取りはなかなかに難しい判断を迫られるところではあります。一方で、小規模だからこそできる様々なこともあるでしょう。現在当社で考えているこの先の展開を下記に記しておきます。今後の業務の流れで変化していくものではありますが、今後のペンギンを知る1つの指標にはあるかと思います。
 

業界・同業に影響を与える会社を目指す会社へ

小さな企業規模であるため、巨額の費用を投資するようなチャレンジはなかなかできない、というのが現状です。しかし、小さな企業規模だから可能となる考え方、チャレンジできることがあります。当社では、日々の業務で得た気づきやノウハウを積極的に社会に、展示会業界に、発信しています。当社なりにチャレンジできることは積極的に行い、それを社会に還元する、そうすることで展示会業界自体が大きくなれば、結果的に企業規模の小さな当社にも様々な形で還元される、そのように考え、小さくても業界によい影響を与える存在としての在り方を模索しています。
 

日本全国の中小企業が成功するための支援を行っていく

当社の業務の特徴上、依頼をいただくのは中小企業が圧倒的に多く、特に「絶対に展示会に出展成功したい」という本気度の高い企業様からの依頼が多くなっています。その観点から、今後も展示会に出展する企業を成功に導くために全力で支援を行っていきます。単独企業からの依頼ももちろん多いのですが、同時に全国の自治体からの依頼も年々増えています。
 

海外に進出する(海外展示会に出展する)日本企業をサポートする

当社が独特のノウハウを有することから、これまで多くの出展社・自治体から、「海外でのブースを担当できませんか?」との依頼を受けてきました。しかしながら、これまでは当社の組織力の問題からお断りを続けてきました。今後は、スタッフの拡充や、海外を得意とする展示会企業との連携をベースに、海外に進出しようとする日本企業・自治体のサポートも行っていこうと考えています。
 

海外企業が日本に出展する際の支援をする

また、海外企業が日本の展示会に出展される際のブースの依頼も年々多くなってきています。当社のブースデザインが海外企業出展社への親和性が高いのか、デザイン面で気に入っていただいた上での問い合わせが多いようです。今後は、当社の独自ノウハウを海外にも展開していく予定です。その観点から、当社のデザイン面だけでなく、「成功に導く」という観点からのブースの依頼も増えてくると予想しています。
 
 

2.ペンギンファミリー構想

当社は独自のブースデザインノウハウを持ち、展示会出展社の出展成功をサポートしています。しかし、年々増えている業務の依頼量に対して、当社のスタッフだけでは対応できる範囲が限られている、という現状があります。そこで、当社では今後外部のデザイナー、フリーランスのデザイナーとのコラボレーションを重視していこうと考えています。具体的には、当社の名刺をもって、当社監修の下に活動していただきます。スーパーペンギンの考え方に則ったブースデザインを当社の外部スタッフとして物件ごとに依頼をするイメージです。もちろん、そのためには当社の考え方やデザインのノウハウを学んでいただかなくてはいけませんが、当社代表のセミナーにご参加いただくなどのフォローをいたします。
また、当社に入社したスタッフもゆくゆくは独立してフリーランスになることを推奨しています。もちろん、長く当社にいていただくことも大歓迎。独立を前提に入社し、当社で数年間実力を蓄えた後に独立し、その後は当社の外部スタッフとしても活躍する。そのような「卒業生」が増えていけばいい、と考えています。いずれは、社会に当社に関わった「卒業生」が業界内に広がり、当社の考え方が標準になっていく、そんなペンギンの仲間、つまりペンギンファミリーが増えていく「ペンギンファミリー構想」を進めていければと思います。