VISIONS

ビジョンと育成方針

Ⅳ/スタッフ育成の方針

ペンギンに在籍している期間をどのように過ごすか。当社では、スタッフとして「ただ業務をこなすだけの毎日」を過ごすのではなく、自分しかできない個性を持った「自立した社会人」として成長していってもらいたい、と考えています。小規模の会社では一人一人が持つ責任と権限が大きな企業に比べてはるかに大きくなります。加えて、代表竹村の動き、会社全体の動きをとても間近で見ることができるため、自然に仕事そのものを幅広く大きな視点で見るようになってくるでしょう。そのような環境の中で、入社した皆さんにやってもらいたいことは、自身に与えられた業務をこなしつつも、常に会社全体のことを見据えながら動いてほしい、ということです。大きな組織の場合、様々な業務は細分化され、様々な部署に割り当てられるため、自身に与えられた業務の範囲だけを考えていればよかった、という状況があります。しかし、当社のような企業にいると、常にプロジェクト全体を見ながら進めることになるために、自然にプロジェクト全体を見る習慣がついてきます。


 1. 目標/自立した社会人を育てる

当社のスタッフには、誰かの指示通りに仕事をする「作業人」ではなく、自立して活動ができる「プロフェッショナル」になってもらいたいと考えています。当社のような小規模の会社では、一人一人に任せられる責任は大きくなります。大きな会社のように様々な業務の一部しか担当しない、という業務形態ではなく、主な担当職種を中心としつつも、様々な業務も同時にこなしていく、つまり会社の主要構成メンバーとして幅広い業務に携わっていただくこととなるのです。その幅の広い、という範疇には、自分の専門領域外の作業もあれば、取るに足らない雑務だったりもします。しかし、どんな作業も小さな会社では誰かが分担して行わなければいけません。
小さな会社では、業務の一部だけを見るのではなく、会社全体の動きを見ながら、自身の作業を進めていく、という視点が要求されます。入社したての頃には、その感覚に慣れないかもしれません。しかし、件数を重ね、お客様となる出展社の方や協力会社の方々とコミュニケーションを取りながら業務を進めるうちに、自然な形で会社全体を見る目が養われてきます。このことは、将来的に独立する方には、独立の準備にもなる動きになりますし、ゆくゆく他社に転職する方々にとっても、次の職場では、「自分で考えて動くことができる人材」として評価される訓練になる、と言えます。
当社のような小さな会社では、代表の竹村以下、会社の上層部がどのように考え、どのように動いているのかを真横で見ることができます。その動きと一緒になって活動することで、今後の人生に通用する「自立した社会人」と成長していくことができるのです。当社では、このような成長ができるように、当社に在籍している間には、様々な経験を積んでいただくようにしています。
 

2.定期的な社内セミナー

自立した社会人となるよう、当社では定期的に社内セミナーや社内研修会を開催しています。竹村が担当する社外セミナーに参加ができることは前述した通りですが、社内スタッフ向けに定期的に行われる社内研修では、ブース集客のノウハウだけでなく、小さな会社の心構えや独立した際の注意点など多岐に渡ります。このような研修を踏まえることで、当社在籍中には他社でも通用する自立した社会人になるよう勉強していくことが可能です。